"220 Outdoor and Ecology" Diary

2015年4月30日

夢を現実に。

初の石鎚山北壁登攀前夜、久しぶりに降る恵の雨を、青年は少し恨めしく思っていた...

って、小説かぁーいっ!!!Tomokingでーす♪


いやぁ〜ついに行っちゃいましたよ〜。石の鎚の?北の壁?と書いて石鎚北壁っ!?

ん〜ん〜ん〜。

前の日雨ですよ!!

ん〜ん〜ん〜。

諦めムードプンプンですよ!!

こで終わりか?


と、思ったのですが、こちらからお願いしてる事ですし、登れなくても登山を楽しんだと思えばイイじゃない!!と思い、きっちりまとめあげたギアを持って、朝の5時に自宅を出発。

今回、初北壁の僕を連れて行って下さったのは10年以上クライミングの経験を持つ、バッタさん。
ありがとうございましたm(_ _)m


今回の計画は、アプローチは土小屋からで、一度頂上へ上がり、荷物を置いて、懸垂下降で降りて、ダイレクトルートを登り返すと言うプランでした。

石鎚のスカイラインゲートは7時に開くので、7時にゲート前の駐車場で待ち合わせをして、乗り合わせ土小屋へ。

聞きたい事が石鎚山ほどある...ぁ。山ほどある僕はバッタさんを質問攻め!やれ、懸垂下降のバックアップの取り方や、ソロはどぅやるのかなどとにかく会話は途切れずあっと言う間に土小屋到着。

かなりの軽装備だったので、ストップウォッチを押して、土小屋をスタートしました。

IMG_2331[1].JPGのサムネール画像


ガスってますが、気持ち良く、ずんずん進みます。道...ビチャビチャですやん。

この時もやはり会話は途切れず。

ひたすらしゃべり倒してました!w

すいません。



まだ雪が残ってますね!!

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地味にキモいトラバースです。
ん。ビチャビチャですやん。

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天気の回復はしないまま、一度休憩を入れた後、鳥居到着。
無事を祈り参拝をして、ビチャビチャのニノ鎖へ到着...迷わず登ります。
二の鎖下に大きなトイレと、避難小屋ができています。

三ノ鎖も変わらずビチャビチャなんですが、迷わず登ります。

この三の鎖小屋は、頂上の山小屋の方いわく、避難小屋では無いそうで、山開きや、山の行事で使うそうです...。

 

な、なぬ?w

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1時間半で山頂に到着。

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その後は迷わず、天狗岳へ。

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足元は何度か滑り、フリクションがない事はなんとなく感じていました。

...大体お分かりだとは思いますが。ここまでビチャビチャですやん。

ビチャビチャは大好き...いえ。

今日に限ってはダメです。

ここで終わりか...

 

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と、思ったのですが、とりあえず目指してるのはダイレクトルートなので、北壁自体は濡れてないんじゃないかと!?

ビチャビチャじゃないんじゃないかと!?

と、言う事で、とりあえず準備をして、懸垂下降を開始。

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...

北壁ビチャビチャで、懸垂下降ですら足が滑るとの事。

バッタさんいわく、1ピッチ目は腐りかけのハーケンやボルトが多く、落ちれないとの事。
ミスできないらしいんです。

登り返すバッタさん...

ここで終わりか...

と、思ったのですが、天気予報を見ると、4時くらいまで雨雲はないんで、荷物まとめて帰るついでに、三ノ鎖から北壁にアプローチをして、下部の状況を直に見に行こう!!と言う事になり、下山開始。

 

三ノ鎖で一応準備をして、アプローチ開始しました。

IMG_2361[1].JPGのサムネール画像



なかなか立派な踏み跡がついており、ぇー。一度迷いまして、なんとか到着〜。

IMG_2365[1].JPGのサムネール画像

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岩のビチャビチャ具合を呆然と見るバッタさん...

IMG_2372[1].JPGのサムネール画像



...

ここで終わりか。

...

と、思ったのですが、よく見ると、少し上は乾いてるように見える!!...だけかもしれないけど、なんか、乾いてるよね!?
...うん。乾いてる!!

乾いてるじゃん!!※実際はビチャビチャです。

と、言う事でトライ開始です。

IMG_2374[1].JPGのサムネール画像



ここからは集中です。
とにかく、状況は最悪に近いので、リラックスの中でも、セーフティーに、しっかりと状況判断をしながらギアをセットして登るバッタさん。

IMG_2376[1].JPGのサムネール画像 IMG_2377[1].JPGのサムネール画像


ビレイポイントに着き、コールがかかり、それに返し、登り始めました。
IMG_2414[1].JPGのサムネール画像


...

ビチャビチャですやん。

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今回は、セカンドなので、思い切ってフリー『ロープや、人工物に頼らず登り切る』で登り切る事が目標でしたので、そんなに焦らず、リラックスをして登ります。
1ピッチ目。フリーで登れました。

ビレイポイントで笑顔で迎えてくれるバッタさん。

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視点の作り方や、バックアップの取り方、ロープの受け渡しなど、安全に行う方法を教えていただいた後、2ピッチ目スタート。

バッタさんは濡れてる中でも、乾いてる場所をうまく信じて、足を使いフリーで登って行きます。
僕が言うのもなんですが、上手いです。
そして、少しづつ明るくなり、壁も乾き始めます。

そして、ビレイ解除の声が届き、僕が登る番です。

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登り始め、足を効かせてせて、傾斜を殺していると...ズルズル。

はいフリー終ー了ーっ!!w

落ちてはないですが、足がスベッて、体制保つためにボルトに思いっきり乗ってしまいました。

もぅえーい!とボルトを踏み、被りをかわすスラブを抜けた後はできるだけフリーで登り、一つ一つ、丁寧にギアを回収。

気がつくと、もぅ目の前が石鎚山の山頂でした。

 

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今回学んだ事は、ギアを信じ、ロープを信じ、相方であるビレイヤーを信じ、何よりも自分自身を信じてあげないと何も生まれてはこない。と言う事と、その中で、セルフやバックアップを、取る事は少しでもトラブルを減らし、セーフティーに確実に登りきるためにとても大事な事なんだなぁ。と感じていました。
最近の僕は、このトラブルシューティング的な事ができずに、失敗が多い気がして、自分自身を見つめ直すキッカケにもなりました。

ありがとうございました。

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その後、山頂小屋で、管理人をされてる方がバッタさんの知り合いだと言う事で挨拶に行くと、あったかいコーヒーをいただき、酸味のある、ブルーマウンテン系のコーヒーが、信じられないくらいに美味しかったですm(_ _)m
2杯もいただいた後、さらにトイレの話になり、上田微生物の話をすると、愛媛県の担当の方が来た時に伝えておくよ!と言ってぐださりました!!!
近々名刺を持って、石鎚山に行かないといけませんね(o^^o)!w

その後は歩いて下山。

解散!!

かと思いきや、近くに面白いボルダーがあるとの事で...バッタさん初登の白イルカ岩に行き、スラブの三級と約初、2段を4時から6時まで登り、三級GET!
メチャくちゃにイイ課題の初、2段はリップを取りながらマントルが悪く敗退!!!
次フルパワーで登ってやる(≧∇≦)!

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ルートにしてもボルダーにしても、結果よりも、そこまでのプロセスを僕は大事にして行きます。
北壁に憧れ4年が経ち、ようやく登ってみて嬉しいんですが、きっと、もっと上手な人からしたらそんなにすごい事でもなんでもない事と思います。

ですがやった事がなく、憧れを抱いてた僕は登りきり、思いました。
『バッタさんと今日一緒に登れた。』と言う事がなによりも嬉しいんだな。と。

僕もいつか、そんな風になれるように努力を重ねます。

読んでいただきありがとうございます。

Tomoking

※文章は舐め腐ってますが、実際には舐めておりませんm(_ _)m

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